
新作公演
ハートランド
2023年4月20日[木] - 4月30日[日]
東京芸術劇場 シアターイースト
【チケット先行販売】3月4日[土] 12:00開始

Introduction
ゆうめいでは、実体験や取材に基づいて作品を描き、時には実際の人物を出演させ、上演を行うことそのものが現実でありドキュメンタリーともなる作品を作り上げてきました。今作は国の情勢、個々人の人間関係、当事者と当事者以外の認識の乖離によって「東京芸術劇場に出演できない存在」を主軸に置くと共に、実際に体験した出来事から解読できる人間の習性を描写しながら、立ち上がるモキュメンタリーかつエンターテイメントとしても変容しながら成立できる作品を目指します。
今作の舞台は、都心から遠く離れた山奥の駆け込み寺的なコミュニティです。競争の生きづらさから逃れ、田舎での生活を願い様々な理由から集まる人々が登場します。色恋沙汰や階級制度、性別における特権や差別といった日本の俗世から逃れ静かに暮らしたい人々のところへ、アジア系の外国人女性が駆け込んだことを機に、俗世まみれのコミュニティとなり崩壊が起こる展開となっています。自身の欲求に対応できない能力の矛盾や、変化を望んだとしても長年形成され根本に根付いている人間の習性に、崩壊しながらも抗おうと変化する自身に新たな視点や発見を得られる内容を目指す所存です。また、今作は映像演出やモーションキャプチャーによるVR映像も使用し、劇場での演劇表現だけではないメタバース的なコミュニティも同時に描く演出を行う予定です。
現実と仮想のコミュニティによる重なりから、総合芸術としての探究にも注力します。
キャストにも魅力あふれる俳優陣が揃いました。
東京サンシャインボーイズの中心メンバーで、舞台・映画・テレビ・ラジオと幅広いジャンルで活躍し、近年では新国立劇場『貴婦人の来訪』での主演も記憶に新しい、相島一之がゆうめいに初出演いたします。
そして、ヒロインはブロードウェイミュージカル『ドリームガールズ』での抜擢で注目を集める、文学座の新鋭 saraがつとめます。
さらに、こちらもゆうめい初出演の鈴鹿通儀、過去作品に出演しゆうめいを熟知した高野ゆらこ、児玉磨利、田中祐希ら個性的な俳優陣が集結し、この度の新作公演に臨みます。
ゆうめい一同、名高い東京芸術劇場にて、座組みの皆様によって生まれる作品に注目を集めるため、良い作品を生み出すため尽力いたします。
Cast

相島一之

sara

高野ゆらこ

児玉磨利

鈴鹿通儀

田中祐希
Staff
作・演出
池田 亮
宣伝美術
アニメーション
りょこ
舞台監督
竹井祐樹
舞台美術・衣裳
山本貴愛
音響
佐藤こうじ
照明
吉本有輝子
制作
高橋戦車
Comment
普段は実の父親に出演してもらったり、亡き祖父の絵画を舞台美術に加えたりする私達ゆうめい。
ですが今回の新作は、とあるコミュニティでのフィクションを描きます。
フィクションとい っても現実との地続きで自分が見て会って話してきた「東京芸術劇場に出演できない存在」の行方を描く所存です。
現実や非現実の体験をリアルにもエンタメにも変容できる劇場にお越しください。
どこにいっても抗えないけど抗えそうな行方をひやひやしながら描きます。
心よりお待ちしております。
作・演出 池田 亮
Ticket
一般 4,800 円
U-29 3,800 円
高校生 1,000 円
初日割(4/20 の回) 3,500 円
Credit
出演
相島一之
sara
高野ゆらこ
児玉磨利
鈴鹿通儀
田中祐希
作・演出:池田 亮
舞台監督:竹井祐樹
舞台美術・衣裳:山本貴愛
音響:佐藤こうじ
照明:吉本有輝子
宣伝美術・アニメーション:りょこ
宣伝協力:吉田プロモーション
制作:高橋戦車
協力:梅田芸術劇場、オフィス鹿、シス・カンパニー、Sugar Sound、松竹芸能、STAGE DOCTOR、文学座、真昼
主催:合同会社ゆうめい
提携:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場

会場:東京芸術劇場 シアターイースト
https://www.geigeki.jp/access/index.html
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
電話 03-5391-2111(代表) ファックス 03-5391-2215
<受付時間>9:00~22:00(休館日を除く)
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。
駅地下通路2b出口と直結しています。
東京芸術劇場における新型コロナウイルス感染症対策とご来館される皆さまへのお願い
https://www.geigeki.jp/info/covid19_notice/
ご確認いただけますようお願い申し上げます。