2023年4月20日[木] 〜 4月30日[日]
東京芸術劇場 シアターイースト
Story
どこかにいる、いた、いない。
欲求と不確かな存在を描く一夜のフィクション。
数年前、『ハートランド』という名の映画の公開日。
劇場映画をビデオカメラで撮影し海賊版の制作をしていた須田(相島一之)を映画館で捕まえた岡(鈴鹿通儀)。
岡はそれを機に、商業映画の監督である父の影響もあり、映画に興味を持ち監督を志す。
数年後、岡は俳優の相葉(児玉磨利)とのモキュメンタリーを撮影しに相葉の地元へ向かう。
相葉の幼少期から馴染みのある、映画のタイトルと同じ名前の店、ハートランドに寄ることになった。
そこは昼間はブックカフェ、夜はバーやライブスタジオ、そして駆け込み寺である。
様々な背景を抱えた人々が集まり和気藹々としている、俗世とはかけ離れた場所だった。
久々に訪れた相葉だが、様子が変わっていることに気付く。マスターさえいない。
夜、相葉の知り合いである江原(高野ゆらこ)と羽瀬川(田中祐希)を含めた4人で鍋を囲む。
ハートランドに外国人のユアン(sara)が駆け込んできたことにより関係が崩壊した話が告げられる。
そしてユアンに惚れ込んだ人たちの中に、かつて自分が映画館で捕まえた須田がいることを岡は知り……。
Introduction
ゆうめいでは、実体験や取材に基づいて作品を描き、時には実際の人物を出演させ、上演を行うことそのものが現実でありドキュメンタリーともなる作品を作り上げてきました。今作は国の情勢、個々人の人間関係、当事者と当事者以外の認識の乖離によって「東京芸術劇場に出演できない存在」を主軸に置くと共に、実際に体験した出来事から解読できる人間の習性を描写しながら、立ち上がるモキュメンタリーかつエンターテイメントとしても変容しながら成立できる作品を目指します。
今作の舞台は、都心から遠く離れた山奥の駆け込み寺的なコミュニティです。競争の生きづらさから逃れ、田舎での生活を願い様々な理由から集まる人々が登場します。色恋沙汰や階級制度、性別における特権や差別といった日本の俗世から逃れ静かに暮らしたい人々のところへ、アジア系の外国人女性が駆け込んだことを機に、俗世まみれのコミュニティとなり崩壊が起こる展開となっています。自身の欲求に対応できない能力の矛盾や、変化を望んだとしても長年形成され根本に根付いている人間の習性に、崩壊しながらも抗おうと変化する自身に新たな視点や発見を得られる内容を目指す所存です。また、今作は映像演出やモーションキャプチャーによるVR映像も使用し、劇場での演劇表現だけではないメタバース的なコミュニティも同時に描く演出を行う予定です。
現実と仮想のコミュニティによる重なりから、総合芸術としての探究にも注力します。
キャストにも魅力あふれる俳優陣が揃いました。
東京サンシャインボーイズの中心メンバーで、舞台・映画・テレビ・ラジオと幅広いジャンルで活躍し、近年では新国立劇場『貴婦人の来訪』での主演も記憶に新しい、相島一之がゆうめいに初出演いたします。
そして、ヒロインはブロードウェイミュージカル『ドリームガールズ』での抜擢で注目を集める、文学座の新鋭 saraがつとめます。
さらに、こちらもゆうめい初出演の鈴鹿通儀、過去作品に出演しゆうめいを熟知した高野ゆらこ、児玉磨利、田中祐希ら個性的な俳優陣が集結し、この度の新作公演に臨みます。
ゆうめい一同、名高い東京芸術劇場にて、座組みの皆様によって生まれる作品に注目を集めるため、良い作品を生み出すため尽力いたします。
Cast
相島一之
sara
高野ゆらこ
児玉磨利
鈴鹿通儀
田中祐希
Staff
作・演出
池田 亮
宣伝美術
アニメーション
りょこ
舞台監督
竹井祐樹
舞台美術・衣裳
山本貴愛
音響
佐藤こうじ
照明
吉本有輝子
映像
新保瑛加
制作
高橋戦車
Schedule
2023年4月20日[木] 〜 4月30日[日]
全15ステージ
4/20 (木) 19:00☆
4/21 (金) 19:00
4/22 (土) 13:00 / 18:00
4/23 (日) 13:00 / 18:00
4/24 (月) 休演日
4/25 (火) 19:00
4/26 (水) 14:00 / 19:00
4/27 (木) 19:00
4/28 (金) 14:00 / 19:00
4/29 (土) 13:00 / 18:00
4/30 (日) 13:00
☆…初日割
受付:開演45分前 開場:開演30分前
上演時間:約120分予定
【託児サービス】
東京芸術劇場で公演をご鑑賞の際には
一時託児をご利用いただけます。
(有料・定員制・土日祝を除く希望日1週間前までに要申込)
株式会社ミラクス ミラクスシッター
申込・問合:0120-415-306(平日9:00~17:00)
After Talk
4/21(金) 19:00回
徳永京子さん with 池田 亮
4/22(土) 13:00回
安藤玉恵さん with 高野ゆらこさん・池田 亮
4/25(火) 19:00回
山崎一さん with 相島一之さん・池田 亮
4月26日(水)19:00回
玉田真也さん with 池田 亮・田中祐希
4/27(木) 19:00回
松井 周さん・加藤拓也さん with 池田 亮
4/29(土)13:00回
伊藤亜紗さん with 鈴鹿通儀さん・池田 亮
Ticket
【チケット先行販売(抽選式)】
3月4日[土]12:00 〜 3月12日[日]23:59
【チケット一般発売(先着式)】
3月19日[日]12:00 〜
一般|4,800 円
U-29|3,800 円
高校生以下|1,000 円
初日割(4/20 の回)| 3,500 円
Ticket agency
◎ 演劇最強論-ing(一般発売のみ)
◎ イープラス
◎ 梅田芸術劇場ネット会員
先行販売:チケット詳細・ご購入はこちら
一般販売:チケット詳細・ご購入はこちら
◎ 梅田芸術劇場オンラインチケット(一般発売のみ)
◎ 東京芸術劇場ボックスオフィス
チケット詳細・ご購入はこちら ※ 24時間受付
電話|0570-010-296 ※ 休館日を除く10:00 〜 19:00
窓口|休館日を除く10:00 〜 19:00
◎ ローソンチケット(Lコード:33158)
◎ チケットぴあ(Pコード:518258)
Campaign
各回先着&数量限定!
公演チラシ(両面)のアクリルキーホルダー
無料プレゼントキャンペーン
ゆうめい『ハートランド』の公演チラシを劇場内物販売場にてご提示いただくと公演限定アクリルキーホルダープレゼント!
公演チラシ両面印刷4cm × 4cmのアクキーです。
新作&過去公演の思い出をご一緒にお持ち帰りください。
『ハートランド』
『姿(再演&初演)』
『ゆうめいの座標軸』
『弟兄(再演)』
『〆』
○上記全5種より1個お選びください
○お1人様1個まで
○各回先着10名限定
○物販での販売あり
○在庫無くなり次第終了
受取方法
①公演チラシ裏面の右下記載のハンコの押印がされていないことをご確認ください。
②キーホルダーをお渡しする際、猫形のハンコを押印します。
※押印済チラシはキーホルダーのお渡し不可。
【ハートランド公演チラシ配布場所】
東京芸術劇場
本多劇場
こまばアゴラ劇場
三鷹市芸術文化センター
座・高円寺
あうるすぽっと
王子小劇場
新宿眼科画廊
STスポット横浜
ザ・スズナリ
ユーロライブ
※上記にない劇場及びギャラリーでも展開しております。
※各団体様の公演にもチラシ折込を行っています。
※2023年4月20日〜4月30日までの公演期間中、東京芸術劇場にて配布するチラシには猫型のハンコを押印いたします。
ご了承ください。
Comment
普段は実の父親に出演してもらったり、亡き祖父の絵画を舞台美術に加えたりする私達ゆうめい。
ですが今回の新作は、とあるコミュニティでのフィクションを描きます。
フィクションとい っても現実との地続きで自分が見て会って話してきた「東京芸術劇場に出演できない存在」の行方を描く所存です。
現実や非現実の体験をリアルにもエンタメにも変容できる劇場にお越しください。
どこにいっても抗えないけど抗えそうな行方をひやひやしながら描きます。
心よりお待ちしております。
作・演出 池田 亮
Credit
出演
相島一之
sara
高野ゆらこ
児玉磨利
鈴鹿通儀
田中祐希
作・演出:池田 亮
舞台監督:竹井祐樹
舞台美術・衣裳:山本貴愛
音響:佐藤こうじ
照明:吉本有輝子
宣伝美術・アニメーション:りょこ
映像:新保瑛加
映像操作:たなかりか
宣伝協力:吉田プロモーション
制作:高橋戦車
協力:梅田芸術劇場、オフィス鹿、シス・カンパニー、Sugar Sound、松竹芸能、STAGE DOCTOR、文学座、真昼、こどものほんや ピースランド
主催:合同会社ゆうめい
提携:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
助成:芸術文化復興基金助成事業
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
https://www.geigeki.jp/access/index.html
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
電話 03-5391-2111(代表) ファックス 03-5391-2215
<受付時間>9:00~22:00(休館日を除く)
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。
駅地下通路2b出口と直結しています。
東京芸術劇場における新型コロナウイルス感染症対策とご来館される皆さまへのお願い
https://www.geigeki.jp/info/covid19_notice/
ご確認いただけますようお願い申し上げます。