『ゆうめいの座標軸』 こまばアゴラ劇場公演について
(2020年2月28日20時 発表)
こまばアゴラ劇場にて3月4日(水)からの上演を予定しております、
ゆうめいの座標軸『俺』『弟兄』『あか』公演について、お知らせです。
今回の新型コロナウイルス感染症について、情報が錯綜し、日々状況が変化する中で、不安になられている方も多くいらっしゃるかと思います。
ゆうめいでは、現在、こまばアゴラ劇場の以下の発表に準じながら、上演を実施する方向で準備を進めております。
こまばアゴラ劇場公演について(2020.02.20)
http://www.komaba-agora.com/2020/02/10541
現在、座組内に体調を崩している俳優・スタッフはおりません。
日々、新型コロナウイルスの情報を収集し、劇場と劇団、双方で衛生管理を徹底するなど、可能な限りお客様が安心してご観劇いただける体制を整えます。
もし、既にご予約済みの方でキャンセル・予約変更を希望される場合には、 yumei.contact@gmail.com までご連絡ください。
お金をとる以上、舞台は興行的側面を持っており、娯楽業として分類されます。
あくまで娯楽業ですので、お客様がご自身でゆうめいを観に行くかの判断をしていただきたく思っております。
○ゆうめいの作品はリモートワークができない
様々な企業や団体がリモートワークを決断しております。
ゆうめいもアプリによるグループ通話、リアルタイムでの動画共有などで稽古を行えないか検討しましたが、舞台の大きさを想定して作品を作っていかなければならないこと、人が同じ空間を共有し、演じたり観たり、参加するという舞台の性質上、リモートワークは行えないという判断をいたしました。
予め、ご了承ください。
○稽古場内の衛生管理を徹底します
ゆうめいは稽古場で人と人が顔を突き合わせて創作を行っています。
新型コロナウイルスは飛沫感染・接触感染のみとされております。
現在、体調を崩している俳優・スタッフはおりませんが、仮に感染者がいた場合、濃密な時間を過ごす稽古場はその温床になりかねません。
稽古場に最初に入る人間を決め、ドアノブや手すり、電気などのスイッチ、舞台美術、小道具などをアルコール消毒いたします。
稽古場に入る可能性のある方には、適切なマニュアルを読んでもらい、正しい手洗い・うがい・アルコール消毒を徹底いたします。
以上のことを行い、上演中に目の前にいる俳優への信頼に繋がればと思います。
○体調不良を訴えやすい環境づくり
発熱・咳・全身痛が出た場合は制作に申し出てもらいます。
どのような場合も、情報を収集しながら適切なタイミングで医療機関に相談し判断を仰ぎます。
また諸症状が出た場合、伝えやすい環境づくりを行いたいと思います。
○劇場内の衛生管理を徹底します
小屋入り期間中も稽古場での衛生管理と同等のものを行うものとします。
俳優・スタッフ一同で、手洗い・うがい・アルコール消毒を徹底いたします。
お客様が触れる可能性のある客席などをアルコール消毒し、1ステージごとに前後10分の換気を行います。
○役者面会・打ち上げを中止します
対面でのやりとりとなる役者面会や打ち上げについて、今回は中止とさせていただきます。
役者面会を、舞台や小劇場の一部であると考えている方もいらっしゃると思いますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
○当日券の価格変更について
現在の状況から、事前にチケットのご予約をしていただくのが難しい側面もあるのではないかと考えております。
そこで、主催者であるこまばアゴラ劇場と協議の上、各券種のプラス500円として設定しておりました当日券の料金を、今回の公演では事前予約と同じ料金で受け付けることといたしました。
ただし、ご予約の状況により、当日券の方はご入場いただけない可能性もございます。
今公演では、開演の2時間前まで予約を受け付けておりますので、直前の場合でもご予約いただければ幸いです。
ゆうめい一同、劇場でお待ち申し上げております。
ゆうめい制作
黒澤たける