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10月ザ・スズナリ新作公演中止のお知らせ

(2020年9月25日21時00分 発表)

2020年10月に下北沢 ザ・スズナリにて予定しておりました新作公演につきまして、公演を中止することとなりました。

楽しみにされていた皆様には、深くお詫びを申し上げます。

今年2020年はこの度の新作公演を中心に考え、憧れであり多くの方々の歴史と体感に溢れた劇場であるザ・スズナリにて最大限に発揮できる創作を計画しておりましたが、

新型コロナウイルス感染症が拡大している現在、どのような形で公演を行うことができるのか劇団内でも慎重に審議を進めておりました。

しかし安全面での制約が多い中、公演規模・演出・興行収入予算の折合いをつけることが難しく、公演中止にさせていただきます。

上演中止の理由としましては、

・8月から9月にかけて上演を行った同規模の団体さまから、新型コロナウイルス感染症による影響で来場者数の著しい減少がみられたこと
・来場者数減の予算補填として検討していた文化芸術活動の継続支援事業の審査が現段階で完全に完了していないこと
・ギャランティが支払えるか分からない状況の中で、これ以上俳優・スタッフの方々のスケジュールを仮おさえさせていただくことが出来ないこと​

が上がりました。

ゆうめいの公演を楽しみにしてくださっている方々へお詫びすると共に、ご理解をいただきますよう宜しくお願い申し上げます。

ゆうめいの新作公演につきましては、現在企画段階から新たに検討を行なっております。

公演を実施させていただける折には、改めてお知らせさせていただきます。

今後とも、ゆうめいを何卒よろしくお願いいたします。

ゆうめい 一同

池田 亮です。

既に構成されている戯曲はスズナリで行うことを前提として執筆しておりました。

この度は中止という判断をさせていただくことになりましたが、来年以降スズナリにて上演させていただくことも計画しております。

なぜならスズナリでなければ成立しない作品だと考えているからです。

この度の新作公演の告知は、3月にこまばアゴラ劇場にて上演いたしました『ゆうめいの座標軸』での当日パンフレットのみ掲載させていただいておりました。

​SNSや当ウェブサイトでの告知は新型コロナウイルス感染症による現在の状況を踏まえて発表をせず、企画を進行しておりました。

上演を予定していた新作のタイトルは『娘』です。

昨年、三鷹市芸術文化センター星のホールにて上演した『姿』に登場する人物の更なる過去と現在を掘り込んだ展開を予定しておりました。

未来、スズナリで上演される時、現在の状況により軸となる部分も新たに足された展開が確実に予想されるため、皆様にはよりバージョンとパワーをアップした作品をお届けする次第です。

この度は残念な報告となってしまいましたが、どうか更なる展開を楽しみにしていただけますと幸いです。

ゆうめいのメンバーと、キャスト・スタッフの方々と、自分の家族と、未だ見ぬ親族や関係者と共に長期的なクリエイションをしていきます。

『娘』、タイトルも変わるかもしれませんが、ご注目していただけますことを願います。

読んでいただきありがとうございます。

お会いできる時を心待ちにしております。

​ゆうめい代表 池田 亮

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